
団地に住んでいてもお風呂のリフォームは可能です。
ただ、ご自身が所有する戸建て住宅のお風呂リフォームより、団地のお風呂リフォームは難易度が高くなっています。
なぜ団地のお風呂リフォームは難しいのでしょう?
団地のお風呂リフォームが難しいと言われる理由や、リフォーム時の注意点などを解説します。
団地のお風呂リフォームが難しい理由
団地のお風呂リフォームが難しいと言われる理由は主に3つあります。
1.他の住人とリフォーム工事の音でトラブルになるかもしれないから
団地には多くの家族が住んでいます。
そのため、生活音などでトラブルになってしまうことも少なくありません。
お風呂のリフォーム工事の音で隣近所の家々から「うるさい」「あまり音を立てられては困る」など、クレームが入る可能性があります。
団地のお風呂リフォームが難しいと言われる一因です。
2.ユニットバスへのお風呂リフォームが難しい可能性がある
団地のお風呂はユニットバスの大きさや規格と合わない可能性があります。
特に古い団地だとユニットバスとお風呂の大きさが合わないため、ユニットバスに変更するお風呂リフォームができないことがあるのです。
また、気に入った設備があっても「規格が合わない」「大きすぎる」などの理由から、設置が難しいことがあります。
団地の場合、お風呂リフォームの設備選びや工事内容の検討に時間がかかることも多いと言えます。
3.団地のお風呂リフォームでは給湯器の変更が必要になることも
団地のお風呂にはバランス釜が設置されていることが多くなっています。
バランス釜とはガスを使うタイプの給湯器です。
吸い込み口から水を吸い、ガスを使った火でお湯にして、それから浴槽内にお湯を戻すという仕組みになっています。
お風呂リフォームのためにバランス釜を別の給湯器に交換する必要が出てくるため、団地のお風呂リフォームは難しいと言われるわけです。
団地のお風呂リフォームの注意点
団地のお風呂をリフォームするときは注意点が3つあります。
・団地の管理組織や自治体への事前連絡が必要になる(勝手にお風呂リフォームはできない)
・団地のお風呂のサイズや間取りは基本的に変えられない(間取り変更など大幅な変更のリフォームは許可されない可能性がある)
・公営団地などの場合は退去の際にリフォーム部分の撤去が必要になることも多い
団地は自分の家ではなくあくまで借りている家です。
そのため、勝手にお風呂リフォームすると規約違反に該当する可能性があります。
事前に許可を取ることや、退去時に撤去が必要になる可能性があることなどが注意点です。
最後に
団地のお風呂でもリフォーム可能です。
ただ、事前に管理団体や自治体などに許可を取るなど、注意点があります。
また、お風呂のサイズや設備選びに苦心するケースも多いため、プロに相談しながらリフォーム計画を立てることをおすすめします。
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